骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは

骨粗鬆症は、骨の量(骨密度)や質が低下し、骨がもろくなってしまう状態をいいます。自覚症状がないまま進行することが多く、軽い転倒やくしゃみなどのわずかな衝撃でも骨折につながることがあります。

特に背骨・手首・太ももの付け根などは骨折が起こりやすい部位です。加齢に伴って増加しますが、閉経後の女性や生活習慣、体質なども影響します。

骨折をきっかけに生活動作が制限されることもあるため、早期の評価と継続的な管理が大切です。

どのような方が対象になるのか

次のような方は、一度ご相談をおすすめします。

  • 閉経後で骨密度が気になる方
  • 背中や腰が曲がってきたと感じる方
  • 身長が以前より縮んだ方
  • 軽い転倒で骨折したことがある方
  • ご家族に骨粗鬆症の方がいる方

症状がなくても、検査によって状態を把握することが可能です。

骨粗鬆症で行うこと

骨密度検査

レントゲン検査や骨密度測定装置を用いて、骨の状態を評価します。年齢や既往歴も含めて総合的に判断します。

生活習慣の見直し

食事(カルシウム・ビタミンDなど)や運動習慣についてご説明し、無理のない範囲で継続できる方法を一緒に考えます。

薬物療法

必要に応じて、骨密度の維持や骨折予防を目的としたお薬を検討します。

  • 治療内容は検査結果や全身状態により異なります。

リハビリテーションとの連携

転倒予防や姿勢改善、筋力維持を目的とした運動指導を行い、日常生活を安全に送れるよう支援します。

整形外科との関係

骨粗鬆症は整形外科で診療を行う代表的な疾患のひとつです。骨折の予防と、将来的な生活機能の維持を目的として、検査・治療・運動指導を組み合わせながら継続的に管理していきます。

  • 検査や治療の内容は、年齢や体の状態によって異なります。